昨夜、たまたま観たのだが、某テレビで、3夜か4夜連続で、北山修さんの授業風景を放映している。 あの伝説のザ・フォーク・クルセダーズのメンバーであり、数々のヒット曲を送り出しながら、全く違う世界ともいえる精神科医になった北山修さん。九州大学で講義を続けてきた彼も定年退職だそうで、このたびその最後の授業がわずか25分ずつ数回に分けて放映されている。テレビという媒体を利用しながら、テレビとなぜ訣別したのか、その辺を語るというのが面白い。 九州大学に行ってからも、彼は、昔なじみのミュージシャンのコンサートにゲストとして迎えられたり、ラジオ番組に出演したり、ということはあったが、テレビ番組に出るのは久しぶりだとか。なぜ、テレビという媒体について彼が懐疑的であるのかは昨夜もちらっと触れられていたが、想像力と創造力を奪うものという視点である。これを放映する側も、意外な放送局なんで驚いたが。 彼のこれまでを考えると、良い意味での“要領の良い”ひとである。あの『戦争を知らない子供たち』の頃に書かれた著書の中に、ウーマンリヴ運動に触れて、居心地の良い椅子に座ってきた男性たちが、そうやすやすと女性にその場を譲り渡すことはないだろう…てなことが記されていた(と記憶している)が、妙に納得してしまった。 |
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えー、聴きたかったな、教えてくれはったらよかったのにぃ…と思いましたが、検索したら8月2日から再放送が。 |
よろづ屋TOM 2010/07/27 23:41 |
TOMさん、おはようさん |
猫式部 2010/07/28 09:41 |
いや、すみません。恨み言ではなく、単なる『ゆーてみたかっただけ』です。ごめんなさい。 |
よろづ屋TOM 2010/07/28 21:21 |
『ゆーてみたかっただけ』、大歓迎ですえ。 |
猫式部 2010/07/28 22:08 |
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