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zoom RSS 映画「おとうと」

<<   作成日時 : 2009/12/11 23:40   >>

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 久しぶりに、思い切り辛口をたたきたくなる映画に出会った。※ネタばれというほどではないですが、これを観に行くのを楽しみにしている方は、お読みにならないほうがいいかも。

 どうもね、昔から山田洋次監督作品は進んで観に行く気がしなかったんですが(感覚が合わないもんで)、ちょっとこれはどうかな、と思ったんだけど、やっぱりね。

 大阪出身で東京暮らしという吉永小百合姉ちゃんと、子供がそのまんま年取った笑福亭鶴瓶の弟を中心にした人情話。しかしなあ、呆れた!

 鶴瓶とその彼女(なにわ女)の描き方があまりにやたら類型的大阪人で、下品で騒々しく、着ているものも派手派手しく、他の人の想いにも気を配れない。東京=中央がそういう認識をしているとしたら、それはマスコミがもたらすもんだけれど、それをそのまんま持ってくるというのは、クリエイターとしてはあまりにイージーだ。

 脚本の雑っぽい部分は大きな失点だ。吉永が役柄では大阪出身なのに、弟と話す前半の会話には大阪弁がほとんど出てこない。終盤でやはりここでは大阪弁かなと、とってつけたように出てくるが、もちろんイントネーションはおかしい。病身の弟と会う場面で、まだ意識は普通の状況の弟に「私よ」と声をかけるのは、どう考えても変だ。そのほかにも、?と思う箇所があちらこちら。大阪の場面で、これでもかというほどしつこく通天閣が登場するのも笑える。脚本に余計な脂肪があるので、全然リアルに伝わってこない。時間がないとか多忙というのは、プロの言い訳としては許されない。脚本のあまりのひどさに呆れるばかりで、時間をかけても、もっと練り込んでみようかという意気がなかったのだろうか。

 吉永をマドンナ扱いで作品を創っているのはわかるが、ヒロインも、ストーリーもあまりにキレイゴトで済まされている。美しいひとはそのまんまでいいのよ、せりふ回しが下手でもいいのよ、なのかい? 甘いんだよなあ。そうしてこういうのがヒットするとしたら、「アホらし!」と言うしかない。

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