映画「カールじいさん」の賛否

 昨日(12月5日)から公開された「カールじいさんの空飛ぶ家」。テレビでCMを観るたびに、やはり淀川長治おじさんの顔を連想して笑ってしまうのだが。

 この映画に対する関心は大きいようで、いろいろコメントやトラバを頂きました。おおきに!です。微に入り細に入りという皆さんの記事を読ませて頂き、改めて同感することも多し。

 カールとその妻の半生を描いた最初の約20分の物語は、本当に素晴らしいと私も思う。お互いが少しずつ年をとりながら、日常の中に夢を埋没させてしまう哀しみ、それでいて夫婦のきずなは一層深くなっていく…一流のラヴ・ストーリーだ。

 後味が悪いとは感じなかったが、やはり、一応悪役設定になっているマンツの扱い方が、私もやや疑問だ。彼にも夢があり、その実現方法が途中で変質してしまったにせよ、一刀両断的に抹殺されるのはなあ。アメリカ・ハリウッド式の、善か悪かという二元論に陥りやすい性癖を免れてはいないのではないか。

 タイトルはというと、邦題にはわかりやすさを狙った具体性、原題の『UP』にはさまざまな意味をこめた抽象性を想う。最近は良い邦題というのが、あまり見当たらず(今年公開された『扉をたたく人』は凄く良かった!)、安易に原題をカタカナ表記しただけというのも多い。でも、日本でヒットを狙うなら、『UP』はあまりに漠然としているから却下されたのか? また、欧米の小説や映画のタイトルには、主人公の名前そのまんまというのが時々あるが、我々にはその名前にこめられた歴史的・社会的・文化的意味まで類推できないので、ほとんど日本人受けしない。ともあれ、本作に関しては、「カールじいさんの空飛ぶ家」で良し!と思うのだが。






【予約】カールじいさん KUBRICK & BE@RBRICK SET(カールじいさんの空飛ぶ家/キューブリック/メディコム・トイ/2010年3月予定)
スプラウトイ
いくつになっても、旅に出る理由がある。Disney・PIXAR最新作、「カールじいさんの空飛ぶ家」1

楽天市場 by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る

ニンテンドーDSソフト / カールじいさんの空飛ぶ家 【GAME】
HMV 楽天市場ストア
商品の詳細ジャンルゲーム フォーマットGAMEレーベルイーフロンティア発売日2009年12月03日お

楽天市場 by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る

"映画「カールじいさん」の賛否" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント