映画「カールじいさんの空飛ぶ家」

 子供も大人も一緒になって夢中に画面を追い、そうして心がぽっと温かくなる…そんな体験をさせてくれるのが、長編アニメーション「カールじいさんの空飛ぶ家」だ。
 アニメーションの世界に革新をもたらしたピクサーの技術力はやはり凄い! とにかく細かい、神経質症の集団が創ってるのかと思うほどだ。人の表情、体の動き、一つの画面に現れる背景や小物に至るまでの気配り。表情ひとつとっても、人間そのものを模写したリアルさではない。だって、登場人物たちの容貌はどう見ても、欧米童話世界の住人たちだもの。それなのに、そのへんにいるおじさんや少年の像をくっきりと描き出し、観る者の心は、すっと彼らに寄り添っていく。真のリアルをめざすなら、パッと見た形態以上に、内から出てくるもの、それぞれの動作から醸し出されるオーラのようなものの方が大事なのかもしれない、と感じさせる。
 宮崎駿の「天空の城 ラピュタ」が大好きだった理由の一つは、空を飛ぶことに関係する話だったからだが、タイトルにあるように本作は、もっとみごとに空を飛ぶ、しかもカールじいさんの一軒家がそのまんま空を飛んでいくのだ。思わずうっとりとしてしまい、と同時にワクワクしてくる。妻と一緒に追いかけた夢を実現するために、カールじいさんが取ったあっぱれな行動、その果てに待っているスリリングな大冒険、いやもう実に楽しくって!
 一般的キャッチフレーズなら、“愛と勇気の大冒険”てな陳腐な言葉でくくられそうだが、ま、そのまんまストレートに、我を忘れて夢世界を浮遊してみるのがいい。
 もっと詳しく、熱い解説を見つけた。http://yologawa.justblog.jp/tomcinema/2009/11/post-2e4b.html

 12月5日(土)から公開予定





カールじいさんの空飛ぶ家
講談社
森 はるな

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カールじいさんの空飛ぶ家
竹書房
脚本ピート・ドクター

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